2012年8月21日火曜日

☆Happy Wedding☆

人生最良の日





2012年8月18日
サチコとの結婚披露宴を行いました。
これまでの、30年の人生の中で本当に幸せを感じ、みんなへの感謝を感じ、
一生忘れられないと思えた一日でした。
すごく長くなると思うけど、この想いを忘れぬよう、ブログに綴っておこうと思います。

式場選び
一昨年から式場巡りを始めて、気付けば式場11件も見学に行きました。
どの式場も売りとなるポイントがあり、それぞれ素敵でしたが、
自分らしさを演出できる式場はなかなか見つかりませんでした。
最終的に披露宴はやめて、親族のみでの会食で済ませることにしました。
親族との会食場所として選んだのは、目黒にある目黒雅叙園
当時、竜宮城といわれたその内装は、まさに豪華絢爛。
妻もここで会食をすることに賛成してくれました。
しかし、いざ見積もりを見てみると・・・
最終的にかかる予算でいうと、披露宴しても大差なかったのです(笑)
とりあえず、仮予約だけはして他の式場も見ることにしました。
次に見たのは、日本庭園が素敵な八芳園
八芳園に行ってまず感じたのは、まるでホテルでした。
スタッフの接客をはじめ、スタッフみんなの意識の高さにびっくりしました。
披露宴会場は数十部屋あり、どれも素敵でした。
その中の一つ、シダーという会場が妻も私もとても気に入りました。
黒と赤を基調とした和モダンな空間。
光と音を自在に操ることのできる演出力。
まさに求めていたものであり、私たちらしさを演出できる会場だと感じました。
見積もりは安くはないものの、私たちは迷わず仮予約することにしました。

式場決定
目黒雅叙園と八芳園どちらにするかは、とても悩みました。
試食会で食べた目黒雅叙園の中華はとてもおいしく満足でした。
八芳園の口コミもよく、何より披露宴会場に魅かれました。
仮予約の期限まで残りわずかというころ、妻のお爺さんが他界したという訃報を受け
結婚式どころではありませんでした。
妻は悲しみに暮れました。
でも、いざ葬儀に行ってみると、葬儀の準備が忙しく悲しむ間もなかったのと、
親戚一同が集まり昔話にふけり妻は思った以上に元気になりました。
大変な後ではありましたが、やっぱり結婚式はしようと妻と相談し、
素敵な庭、自分らしさを演出できそうな会場、接客が素敵なスタッフ、
プランナーとの相性などから八芳園で行うことにしました。

式の準備
初めて八芳園に見学に行ったときに対応してくれたプランナーさんがとても気に入り
一緒に準備を進めるのも楽しみにしていました。
でも、実際は接客してくれたプランナーとは違う方が対応することになりました。
プランナーが異なることは、普通のことで同じ人になることのほうが
珍しいみたいでした。
最初は、互いに様子を伺いながらのやり取りでしたが、
私たちの立場に立って、本当によくしてくれました。
気づけば打合せをしに行くというよりは、プランナーさんに
会いに行っている感覚でした。
今では、本当に大好きなプランナーです。
映像・写真・曲・花は、それぞれの担当者がいました。
正直、映像編集はわたし好みじゃなかったのでいらなかったです。
でも、交渉した結果マスターデータを頂けることになり一番安い
DVDをお願いすることにしました。後日、自分で編集します。
曲は、最後の最後まで決まりませんでした。
八芳園からたくさんのサンプルCDを借りてたくさん曲を聴きました。
会場のイメージとオープニング映像、その時の衣装など
イメージすることがたくさんあって大変でした。
花は、最初から濃い赤が合うと思っていました。
模擬挙式などにも参加し、花もいろいろ検討しました。
花の展示会場では、疲れてカメラマンと話をしてました。
花を決定する最終打ち合わせでは、花屋の方が来てくださりました。
その時の花屋が、あのカメラマンでした。
正直びっくりしました。しかも花屋の副店長さん!
すごく意気投合し、予算を抑えつつもゴージャスな花を作ってくれました。
シダーという会場は、たかさごの後ろにガラス棚があります。
その中には、白や黒の球が置いてあるだけなのですが、
それがすごく寂しかったので私たちは、そこにも花をお願いしました。
今までに、そこに花を設置した人はいなかったようですが、花屋さんも
ずっとそこに花を置きたかったそうです。

当日の映像は、すべて自分たちで作成することにしました。
オープニング映像は、自分たちの趣味であるスノーボード。
生い立ちは、動画を交えストーリー性のあるものに。
エンドロールには、出席者と関わったスタッフの写真を。
日頃から編集はしていたので、わりとすぐに作れると思っていたんですが、
結局、式の前日、午前3時まで作ってました・・・


オープニングムービー


プロフィールムービー


招待状の作成は親が手伝ってくれ、座席表の作成は妻が頑張ってくれました。
同時に、二次会の準備を妻をはじめ、友人が一生懸命やってくれました。
電話やメールでも多くの方が、何かあったら手伝うからと
声をかけてくれました。
本当にうれしかったし、大変だったからお願いしようかと何度も思いました。
でも、みんなに私たちの準備した披露宴を見てもらいたかった。
みんなにびっくりしてもらえるものを作りたかったので、できることは
ほとんど自分たちでやりました。

準備の終盤になり、披露宴も今のプランナーが指揮してくれると思っていましたが、
当日は、また別のキャプテンが指揮を取るということがわかりました。
すごく残念でしたが、プランナーの忙しさを考えると
当たり前なのかもしれないと思いました。
そこで、一番最初に接客をしてくれたプランナーを指定しました。
本来、こちらから指定できるのかどうかはわからないのですが、
あの方じゃないと、披露宴をしない!と、わがままを言ってお願いしました。
キャプテンがその方に決まった時には、
妻はキャプテンと抱き合って喜んでいました。

会場での、音と光の演出は、私たちの演出にはかかせないものでした。
多くの方は、音や光の演習打合せはしないそうなのです。本当にもったいない!
入退場の音に合わせた光の演出。
最初の打ち合わせでは、約4時間。この音の時には、このライト!
この時は光をゆっくり消す!オープニング映像前と後の音の繋ぎには、
もっと余韻を!など、こと細かくお願いしました。
この打合せも、式前日に最終チェックを行いました。

衣装
式の主役は、妻だと私は思っていました。
華やかなドレスを着て、豪華な宝石をまとい、まるでお姫様。
予算を削れるところは、できるだけ削っていたのですが、私は、ドレスだけは
予算を気にせず好きなのを着てほしかった。
Aラインや、マーメードライン、プリンセスライン、カラードレス、本当にたくさんの
ドレスを試着してました。
ドレスを着ている妻は、とても楽しそうで、こっちも微笑ましかった。
試着のスタッフも本当によくしてくれました。
お色直しは、遠方から来る、両家のお婆さんの為にも色打掛にしました。
ドレスとはまったく印象がことなり、これもすごく似合ってました。

挙式前
動画の最終仕上げ等で前日、AM3:30に就寝したものの、AM7:00に起床し、
AM9:00に親族を迎えに品川に向かいました。
妻は、着付けがあるため、一緒に家を出ましたが、そのまま八芳園へ。
途中、渋谷のHIKARIEでお土産(焼きマカロン)と花を買っていると、
すごい雷と共に、ゲリラ雨!
その時、妻からメールが!
「呪われてる・・・」
確かにこの雨模様はひどかった。
AM10:45、品川にて親族と合流し、送迎バスで八芳園へ
八芳園に到着するなり、受付、親族へ着替え場所などの指示、
衣装でお世話になった方や、プランナーに最後のあいさつなどしていると
気づけばPM0:00、タキシードに着替え、軽くメイクをしてもらいました。
ここからは、すべての時間は早かった!

メイクが終わる頃、ドレス姿の妻が衣裳部屋からでてきました。
綺麗に着付けてもらいとても綺麗でした。
と同時に、今朝の豪雨がウソのように外は晴れていました。
プロのカメラマン、メイクの方、介添え人と共に庭に出て
挙式前の撮影を行い、親族控室へ移動。
両家の紹介と記念写真を撮り挙式に向かいました。

挙式
一回エントランスに行くと、玄関担当の方が玄関に水でハートを書いてくれていました。
ちょっとしたサプライズです。
すごく愛想のいい彼は、いつも笑顔で温かく迎えてくれます。
彼も大好きなスタッフの一人です。
玄関からは、ベンツに乗りチャペルへ向かいました。
私たちが選んだチャペルは、オリエンタルチャペル
まず、簡単にリハーサルを行いました。
歩き方や、手の動かし方と簡単な流れを行い、退場の練習に入った時、
いきなりピアノ演奏!
式場にいた聖歌隊のみなさんが一斉にハッピーバースデーを歌いだしました。
そう!私への誕生日サプライズでした!
こんなきれいな歌声のこんな素晴らしいハッピーバースデーは
聞いたことがありませんでした。
母も妻も妻側の母も目に涙を浮かべていました。
本当にびっくりとともに感動しました。

リハーサルが終わり、控室にて参列者が入場するのを待ちました。
その間に、花屋さんが披露宴会場の写真を撮って持ってきてくれました。
イメージしていたものよりも素敵な飾り付けに妻と驚きました。
本当に素敵な花でした。



いよいよ挙式!
扉の前で牧師の後ろに立ち、その時を待ちました。
私は、今から始まる!やっとこれからみんなに見てもらえる!
色々な思いを浮かべながら天井を見つめていました。

扉が開き、ゆっくりと正面を見ました。

神聖な空間。
みんなの目線。
プレッシャー。

一気に感じ、つま先から頭の天辺に電流が走るのを感じました。

みんなの見つめる中、バージンロードを一人で歩き妻を待ちました。
牧師の掛け声と共に、扉が開き、ドレス姿の妻と母が入場してきました。

バージンロードを半分ぐらい歩いたところで、母のもとを離れ
妻は一人で歩きます。
最後は、母の一押しで・・・
あれ?一押しがない・・・w
母も緊張していたのでしょう、一押しはありませんでしたが、母と離れ
妻が一人で歩いて私のところに来ました。
二人そろって牧師に向き合ったところで、壁一面がオープンし、光が差し込みました。
窓には、今朝降った雨の水滴が付いておりとても綺麗でした。
そこからは、誓いの言葉や指輪の交換などを行いあっという間の挙式が終わりました。
ここでは、讃美歌をみんなで歌わないので、参列者はじっと座っているだけでした。

退場後は、みんなからフラワーシャワーで祝福を受け、ブーケトス、記念写真を撮りました。

フラワーシャワーの時、すでに妻は泣いていました。




披露宴
一度、衣装室に戻りメイクや着付けを直しました。
気づけば、PM3:15
私たちは、シダーの入り口でオープニングの演出が終わるのを待ちました。
光の演出の音を聞き、余韻・・・オープニング映像からの余韻・・・入場曲
打合せ通りの完璧な演出でした。
入場曲の完璧なタイミングで扉が開き、披露宴が始まりました。

入場と共に、すごい数のフラッシュ!
もう緊張はなかったです。
たかさごについて周りを見渡しました。
花のコーディネート、テーブルクロス、あえて斜め掛けにしたテーブルのランナー。
どれも素敵でした。
参列者は、大人60名と子供5名。
まず私から一言はじまりのあいさつをしたのち、
司会者からのプロフィール紹介を受けケーキ入刀へ。

披露宴は、少しでも多くみんなと話できるように歓談の時間を多くとっていました。
みんな、たかさごに来て写真を撮ってくれました。

妻の友人のスピーチは、想いが詰まっていて、一緒に泣けそうでした。
ありがとう。

妻は、お婆さんとお色直しの為退場し、私は、母と退場しました。
いつぶりだろう、母と手を繋いだのは。
小さいけど、とても温かい手でした。

お色直しは、紋服と色打掛。
前撮りの時よりもしっかり着付けられ、少し苦しかったです。
再入場の為に、専用エレベーターで会場前に移動しました。
エレベーターが開いた瞬間、通路は真っ暗で、床にはキャンドルが!
とても幻想的で綺麗なこのキャンドルは、八芳園スタッフからのサプライズプレゼント!
またしても驚かされました。

会場内では、再入場の曲が流れ始めました。
あれ??
打合せよりも曲が長い・・・

そう、会場内でもキャンドルの演出がサプライズプレゼントされていました。
これは、本当に中に入って見たかった!

赤の番傘を持ち、入場の瞬間を待ちました。

私は、最後までみんなに驚いてもらいたかったので、番傘を扉の方に向けて、
扉が開いても私たちが見えないようにしました。

扉が開き、入場。
番傘は下したままで、まだ私たちの姿はみんなから見えません。
2・3歩入場したところで番傘を上げました。
入場の曲がかかっているにも関わらず、みんなからの、ワーという声が聞こえました。



たかさご横では、姉の子供と妻の親戚の子供から、花を頂きました。
お礼にお菓子の袋で作った首輪をプレゼント。
その後、各卓写真を撮り、歓談。

大学時代の友人にお願いしていた余興では、クオリティの高い映像を上映してくれました。
本当に笑いのセンスがあり、今日の主役を全部持って行かれた気分でした。


[余興ムービー]
https://vimeo.com/47861852


両親への贈呈は、妻と作った手作りの茶碗をプレゼントしました。
ロクロではなく、手で作ったので形は悪いですが、気持ちは充分に詰まってます。

結びのあいさつは、前夜に少し考えたのですが、それをいうのをやめました。
感じたこと、想ったことを自分の言葉で言いました。
実際、何を言ったのか、うまく言えたのか覚えていません。
予定より少し押しての披露宴は無事終わりました。
本当にあっという間の披露宴でしたが、
全てがこれまでに経験したことがないほど、素敵でした。



感謝とお礼
[みんな]
参列してくれた皆さんには、本当に感謝しています。
励ましの言葉や、応援の言葉、お祝いの言葉、本当にたくさん声をかけて頂き、
本当にうれしく思います。
友人の存在やありがたさを本当に感じることができて、
この結婚式をして本当によかったと心から思えました。
みんな、本当ありとう。

[妻の母]
こんな素敵な女性に育ててくれたことに感謝しています。
そして、こんな私の結婚を許してくれました。
これから、たくさんお世話になると思います、末永くお指導のほどお願い致します。

[両親]
結婚披露宴を許してくれて本当にありがとう。
遠いところ、お婆ちゃんも連れてきてくれてありがとう。
今回も、たくさん助けてもらいました。
いつまでも自立できない自分が恥ずかしいです。
普段はなかなか言えないけど、
わたしの、父、母があなたたちで本当によかった。
産んでくれてありがとう。

スタッフのみなさま
[玄関スタッフ]
いつも、笑顔で迎えてくれました。
いつも、大きな声で明るく迎えてくれました。
いつも、振り返ると姿が見えなくなるまで大きく手を振ってくれました。
式当日は、サプライズのメッセージと写真も頂きました。
彼のいる玄関を通るのことが、一つの楽しみでした。
まさに八芳園の顔!
いつも気持ちのいい気分にさせてくれて、ありとうございました。

[衣装スタッフ]
本当に何度も何度も伺い、何十着というドレスを着させて頂きました。
妻の相談やわがままにも、顔色一つ変えずお付き合い頂きました。
当日も忙しいにも関わらず、様子を見に来て下さいました。
手紙も頂き、妻ともに熱くなりました。
本当にありがとうございました。

[花スタッフ]
あれだけの予算にも関わらず、最善を尽くしてくれました。
私たちのわがままもできるだけ叶えてくれました。
当日は、合間を見て、披露宴会場の写真を届けてくれました。
花だけでなく、折り紙の飾りも用意してくれました。
カメラの話も楽しかったです。
本当に素敵な会場にして頂きありがとうございました。

[音響スタッフ]
多くの細かい指摘を全部対応してくれました。
誰もが感動する演出を考え、それを当日見事に演じてくれました。
すごく練習されたのだと思います。
披露宴終了後、参列者からは、本当に素晴らしかった。
あんな光の演出見たことない。と、多くの言葉を頂きました。
本当にありがとうございました。

[カメラスタッフ]
こちらからお願いしたイメージ写真をすべて撮影してくれました。
思い出を形にしてくれようと、本当に足を使ってたくさん撮影してくれました。
カメラマンしか撮れないアングル、雰囲気、光加減。
まだ、写真は手元にありませんが、アルバムが届くのを今から楽しみにしています。
本当にありがとうございました。


[副料理長]
本当に見た目も素敵で、器にもこだわり
とても美味しい料理でした。
異なるコースのメニューを混ぜて頂いたり、デザートを削って
アラスカにして頂いたり、と打ち合わせでは、こちらの要望を叶えて頂きました。
前菜からとても美味しかったと参列してくれたみなさんから
お言葉を頂きました。
本当にありがとうございました。


[介添えスタッフ]
何から何まで気の利く方でした。
視野が広く、進行、場の空気全てを把握してました。
待ちの時間では、わたしのつまらない会話にお付き合い頂きました。
式当日、初めてお会いしたにも関わらず、
ずっと前からお世話頂いたような気分でした。
日本舞踊!本当に体験しに行こうと思います!
本当にありがとうございました。

[キャプテン]
あなたの接客を受け私たちは、八芳園ですることを決めました。
あなたの演出を見て、鳥肌を感じ、披露宴会場を決めました。
あなたのプランする披露宴なら私たちの願いを叶えてくれて、
最高の一日を演じてくれると思いました。
最初にあなたに出会えて本当によかったと思います。
プランナーが変わった時は、本当にショックでした。
でも、キャプテンになってくれることがわかった時は、本当にうれしかった。
私たちと、感性が似てると思っていたので、
あなたがキャプテンで本当に心強いと思いました。
本当にありがとうございました。

[プランナー]
約3ヶ月、本当にお世話になりました。
こちらのわがままにも対応して頂き、相談にものって頂きました。
いつしか、妻もわたしも、あなたのことが大好きになっていました。
いつも、打合せが楽しく、あなたとの会話を楽しみました。
こちらの立場に立ってものを考えてくれて、親身になってくれて、
素敵なプランニングをしてくれました。
音、光の打ち合わせにも足を運んで頂き、一緒に考えてくれました。
時間を忘れるほど、お話をして本当に楽しかったです。
式が終わり、もう会えなくなると思うと、本当に寂しいです。
もし、許されるのなら、妻含め、キャプテンらと一緒にご飯でも行きたいものですね。
本当にありがとうございました。


その他、多くの方に支えられ、素敵な披露宴を行うことができました。
八芳園で結婚式を行えたことは、妻ともに一生の宝物です。
また、八芳園に帰りたい!
そんな思いにさせてくれるのは、意識の高いフタッフがいたからです。
本当にみなさんに感謝しています。

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